シネマ執事

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2020/4/4

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鈴木清順監督 「ツィゴイネルワイゼン」 1980 感想

鈴木清順監督 「ツィゴイネルワイゼン」 1980 感想

抽象芸術としての映画 この映画には、ストーリーがない。鈴木清順が嗜好する風景や、言葉の断片を、幾重にも折り重ねているだけだ。私は高校生のとき初めて「ツィゴイネルワイゼン」を観て、驚いた。子供のころ、映画やドラマは「お話」だと思っていた。魅力的な主人公が颯爽と活躍したり、懊悩したりする。家族や恋人との関係は大きな歓びを産...

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