崔洋一監督 「十階のモスキート」 1983 感想

もくじ ロックンロール「無力」から生まれる爆発力郊外の狂気セックス、D&ロックンロール ロックンロール 内田裕也こそ、ロックンロールだ。ロックンロールの神髄を完全に体現した唯一無二の存在だ。内田のロックンローラーとしての神髄は、自ら脚本を執筆した映画に刻まれている。「十階のモスキート」は、当時新人だった崔監督との共同脚本による、傑作である。 「ある時ふっと気が付くと、壁にモスキート(蚊)をつぶした小さな血痕が付いていた。自分の血なんです … 続きを読む 崔洋一監督 「十階のモスキート」 1983 感想